『ぎっくり腰』の対策と予防

日本整形外科学会の調査によると、日本で腰痛の人は約3000万人いると推測され、日本人の約8割が生涯のうちに一度は経験するとも言われています。

腰痛にも様々なタイプがあり、内科的疾患が起因になって起こるものや腰の神経の障害によるものなどありますが、今回は腰痛のタイプのなかでも、重いものを持ち上げた拍子などに急に痛みが現れる「ぎっくり腰」について対策と予防を書いていきます。

ぎっくり腰は、医学的には『急性腰痛症』といい、急に発症した腰痛全般を指し、前傾姿勢での動作や急に体勢を変えた時など日常のわずかな動作がきっかけで起こることも多数あります。

「ぎっくり腰」の対処法ですが、以前は数日間は安静にしていることが重要でしたが、近年では3日以上の安静は良くなく、動ける範囲で歩いたりした方が良いとされています。発症から2、3日後に痛みが和らいだ頃から、積極的に身体を動かして行きましょう。

「ぎっくり腰」の再発の予防について、2点記載しておきます。

①普段からよく歩くこと→歩くことで全身を使え体幹のバランスも整えられますし、固まった筋肉に刺激を入れることで筋肉や関節の柔軟性低下にも繋がります。一日の目安は、40分前後が良いとされています。

②足を組まないこと→座っている時に足を組むと左右の骨盤の高さが変わり、身体のバランスが崩れ、腰の周辺の筋肉や骨盤の関節に負担がかかりやすくなります。組まないようにするか、たくさん組み換えていつも同じ体勢ばかりにならないように気をつけていきましょう。

当院では、筋肉や関節の炎症を抑える物療機器や身体のバランスを整え、痛みの根本を解決する矯正の手技もございますので、腰痛でお困りの際はお問い合わせください。

仙台友心接骨院 院長 佐藤 健治

 

 

 

 

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