腰痛予防に体幹トレーニング

前回『ぎっくり腰』についてコラムを書きましたが、そこに至らないための体幹トレーニングを今回は書いていきます。

そもそも体幹とは、読んで字の如く『身体の幹』。腕や脚以外の胴体の部分を一般的に指します。その中で具体的に『背骨や骨盤の向き、角度に影響を与える筋肉』のことを体幹として捉えています。

体幹の筋肉、俗に言う『インナーマッスル』が衰えてくると、骨の周りについている筋肉バランスが崩れ、それに沿うように骨盤や脊柱が曲がり、腰痛の原因になります。そこで『インナーマッスル』を鍛えることにより、正しいバランスが再構築され、結果的に腰痛の予防、改善に繋がります。

主な『インナーマッスル』として、『腹横筋』をご紹介します。腹横筋とは、背骨から始まり内蔵を包み込むようについていて、背骨の安定に関わっています。

この部位を鍛えるトレーニングとして、『ドローイン』があります。ドローインをすると、腹横筋に刺激が入り、内側からお腹を絞り腹圧が高まり、背骨の安定に繋がります。

やり方は、①背すじを伸ばす ②お腹を思い切り凹ませる ③そのままおへそを中心にお腹を沈め骨盤を立たせるの流れになります。

意識的に使うことが難しいインナーマッスルに簡単に刺激を入れられるので、是非皆様もトライしてください。

当院にはEMSの電気刺激により、『インナーマッスル』を鍛え、腰痛予防に取り組めるプログラムもありますので、気になる方はお問い合わせください。

仙台友心接骨院 院長 佐藤 健治

 

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